注文住宅を建てる際に気になるのが床下の湿気からの住宅劣化。床下に湿気が溜まりやすいと住宅の劣化が進み、住んでいる人に健康被害をもたらす可能性があります。
そこで導入を検討するのが床下全周換気でしょう。床下全周換気を導入すると、床下の湿気を適度に逃してくれます。しかし、床下全周換気のデメリットを理解しないと後悔する可能性があるため注意が必要です。
この記事では、床下全周換気の基礎知識と床下全周換気を導入するメリット・デメリットを解説します。床下全周換気を効果的に活用するためにも、この記事をチェックしてみてください。
床下全周換気とは?
床下全周換気は、床下の換気性能を20%〜30%ほど向上させる技術です。土台と基礎の間に床下の換気ができる部材を入れて、床下に風が取り込めるようにします。
近年の住宅は耐震性を高めるために、鉄筋コンクリートなどの堅牢な基礎を使用して施工しています。しかし、堅牢な基礎が換気の邪魔をして、十分な換気ができないのが問題です。
床下にも風が行き渡るようにした換気対策が床下全周換気というわけです。
床下全周換気のメリット
床下全周換気を導入するメリットは以下が挙げられます。
- カビの増殖と木材の劣化を防げる
- シロアリなどの害虫対策ができる
- 健康を守ることができる
- 断熱性が高まる
床下全周換気をすると通気性が良くなります。結露の発生やカビの増殖を防げます。湿気を逃すことができるため、木材や鉄筋コンクリートの劣化を抑えられるのがポイントです。
カビの増殖を防げることから、健康への被害も抑えられます。また、寒冷地で開放的な床下換気をした場合と換気スリットを閉鎖した場合、開放的な床下換気をした方が床の温度が高いことが実証されています。床断熱材の性能を下げる原因となる湿気を床下の換気で排湿するためです。
断熱材は性能を維持することができ、熱を逃さなくなります。よって、断熱性を高められます。
床下全周換気のデメリット
床下全周換気を導入するか検討する際、デメリットを把握することが重要です。床下全周換気を導入するデメリットは以下が挙げられます。
- 雨の日に湿気が入ってくる可能性がある
- 気密性が下がる場合がある
- 冷たい空気が入ると結露する可能性がある
床下全周換気を導入すると、雨の日に湿気が入ってくる可能性があります。排気口から雨の日に発生した湿気が入ってくるためです。
床下全周換気で排気口を設置する場合は、雨の日や台風の日などの湿度が高くなる日に注意する必要があります。床下全周換気は気密性の低下をもたらします。気密性が下がると断熱性能も下がる可能性が高いです。
夏や冬の住み心地に影響をもたらす場合もあります。また、床を換気すると冬に冷たい空気が床下に入ってきます。室内と床の温度差が生まれ、結露の原因になりかねません。
床下全周換気は結露を防ぐ効果も期待できますが、逆に結露を発生させてしまう可能性があることも頭に入れておくといいでしょう。
床下全周換気が必要な家とは
床下全周換気を設置した方が良いとされる住宅が存在します。以下2つに該当する住宅を建てる場合は、床下全周換気を検討してみてください。
- 風通しが悪い土地に家を建てる予定
- 湿気が多い地域に家を建てる予定
まず、旗竿地や狭小地などの風通しが悪い土地に住宅を建てる場合は、床下全周換気にした方がいいでしょう。周囲に家が密集していたりすると、風が抜けられるスペースがなくなります。したがって、床下に湿気がこもりやすいです。
また、海や川の近くなどの湿気が多い地域に住宅を建てる際も、床下全周換気を検討すべきでしょう。坂の下などの他の住宅と比べて低い土地に住宅を建てる場合も、敷地に雨水が溜まりやすいです。床下の湿気を逃がす対策が求められます。
床下の湿気対策の方法とは
床下の湿気対策には床下全周換気の他にも以下3つの方法があります。
床下の換気を考えている方は、それぞれの方法も検討してみてください。
床下換気扇を設置する
床下換気扇を設置すると、床下の湿気を逃すことができます。床下の風がどこを通るかを計算した上で必要な場所に換気扇を設置するのがポイントです。
ただし、設置場所を誤ると湿気を上手く排出できません。専門家に依頼して適切な場所に換気扇を設置する必要があります。湿気が発生しやすいトイレや台所、浴室などの水回りの下は必ず設置すべきでしょう。
防湿シートと乾燥砂利を利用する
布基礎工事の際に利用できるのが、防湿シートと乾燥砂利です。床下に防湿シートと乾燥砂利をまくと、地面からの湿気の発生を防いでくれます。
ただし、ベタ基礎工事の場合は厚いコンクリートで覆うため、防湿シートと乾燥砂利を用いることができません。防湿シートと乾燥砂利を検討している方は、利用できるかを住宅メーカーに確認してみてください。
床下調湿剤を利用する
もっとも手軽で安い方法が床下調湿剤を利用することです。床下調湿剤は湿度が高い時に湿気を吸収し、湿度を下げてくれます。乾燥している時は湿気を排出して、適度な湿度を保ってくれます。
ただし、床下調湿剤は湿度が高すぎる場所では機能しません。効果が持続する期間も短いため、一時的な対処にしかならないのがデメリットです。
床下全周換気を設置する際のポイント
床下全周換気を設置する際のポイントは以下2つが挙げられます。
それぞれのポイントを把握して、床下全周換気の導入の有無を決めてみてください。
床下全周換気を設置する際は費用を確認する
床下全周換気にする際は必ず費用を確認してください。
基本的に住宅メーカーは床下全周換気をオプションとして用意しています。導入費用は住宅メーカーそれぞれです。高すぎる場合は本当に必要かどうかを見極める必要があります。
住宅メーカー選びに注意が必要
床下全周換気ができる住宅メーカーとできない住宅メーカーがあります。住宅メーカーによっては、床下全周換気ではなく他の換気方法を提案してくる場合もあるでしょう。
床下全周換気は土台と基礎の間に部材を入れる必要があるため、打ち合わせの段階で導入を依頼する必要があります。床下全周換気の導入を検討している場合は、床下全周換気に対応しているかを住宅メーカーに確認してみてください。
床下全周換気のある注文住宅を建てるならアトラスハウスがおすすめ

項目 | 詳細 |
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会社名 | アトラスハウス株式会社 |
住所 | 福島県郡山市長者一丁目7-17 |
電話番号 | 0120-38-7117 |
公式サイト | https://www.atlashouse.jp/ |
福島県郡山市で床下全周換気のある注文住宅を建てるなら【アトラスハウス】がおすすめです。アトラスハウスは、地震に強い強固なベタ基礎工法に床下全周換気を導入しています。ベタ基礎工法で使用する鉄筋コンクリートの劣化を防ぐため、長期的に安心・安全に暮らすことができます。
また、床下全周換気の他にも羊毛断熱材や真空樹脂サッシ、ツーバイフォー工法などが標準仕様です。他の住宅メーカーではオプションとなる仕様が無料で付いてきます。
さらに、土地探しから資金計画までサポートしてくれるため、注文住宅が初めての方でも安心です。床下全周換気のある住宅を検討している方は、アトラスハウスを検討してみてください。
まとめ
床下全周換気は、湿気が発生しやすい土地や風通しが悪い土地に住宅を建てる際に最適です。住宅の劣化を防いだり暮らす人の健康を守る効果をもたらします。
しかし、導入費用や床下全周換気がもたらすデメリットも考慮しなければなりません。必要のない住宅に導入するとかえって湿気を発生させる可能性があります。
床下全周換気を効果的に導入するためにも、この記事を参考にしてみてください。